ルブリスジウをやります
『機動戦士ガンダム水星の魔女 ヴァナディースハート』よりルブリスジウが発売しました。
エアリアル パーメットスコアシックスに続くプレバン限定魔女プラ第二弾にして、初の外伝産ガンプラです。
これが好評ならルブリス量産型とかガンドノードとかseason2第1話に出てきて雑にやられた変わり種達とかが立体化する可能性が高まりますので、とても重要なアイテムです。
やっていきましょう。
マニュアルから
箱は一色刷りですが、マニュアルはフルカラーです。プレバンにありがちな仕様ですね。
カラーレシピ。
毎回思うんですけど、カラーレシピは箱に書いた方がいいと思うの(塗料一緒に買えるから)
ランナーを見ていこう
まずはAランナー。
武装である"虎の手"を構成する青パーツが目を引きます。
緑ワンパーツだけの色分けがこだわりを感じさせますね。
Bランナーはガンダムルブリスでも使用されていた「TWFMフレーム1」
オルフェンズシリーズにおけるガンダムフレームランナーのように後続のプラモに使い回されると思われていたランナーですが、筆者の知る限りルブリスにしか使用されていませんでした。
(エアリアル、エアリアル改修型はもとより、ルブリスウル、ルブリスソーン、ガンヴォルヴァでさえ)
今後のシリーズでは使うようになるのかもしれないですね。
Cランナーは外装。
水星の魔女伝統の、左右パーツが横並びになった美しい配置。
脚の接合部に色が足りていない箇所があるので、塗りたい人は塗りましょう。
クリアパーツと黄色。
クリアパーツは他のルブリス派生機よりも濃い目に見える色ですね。
シールはいつも通りシェルユニット発光/非発光の2択なので実質半分です。
虎の手
専用武装"虎の手"は大型の別MSから流用されたという設定の巨大アーム。
発光部は水星の魔女で多用されている「シール+クリアパーツ」での再現。
経年劣化してもシールが脱落しないと思われるのでとてもいいと思います。
構造は腕そのものですね。
可動やパーツ数はHG相応といったところです。
説明書手順では右腕として組み立てるようになっていますが、親指が左右どちらにも組めるようになっています。
ルブリスジウは巨大MSの右腕を再利用して武器にしている設定ですが、のちに左腕を使う別MSや、この腕の本来の持ち主の立体化なんかも想定しているのかもしれないですね。
可動部分が手首のやや上にありますが、肘に当たる関節がありませんので腕として見るとやや可動に癖があります。
なお、ルブリスジウ本体と質感を変えたかったので、ツヤツヤに磨いてみました。
肩の接合部は水星の魔女HGシリーズで採用されているサイズと異なるので、HGにそのまま腕として使うことは(無改造では)できません。
頭
頭には真横に
合わせ目っちゃあ合わせ目
モールドっちゃあモールド
な微妙な線がありますので好きに解釈しましょう。
顔は結構な面積がシールなので食玩のような雰囲気があります。
濃いクリアパーツで覆ってしまうので多少シールが多くても気にはならないですね。
肉眼だと思ったより顔の奥が見えないので、発光を仕込むのも乙ではないかと思います。
ボディ
身体はルブリスと同じTWFMフレーム1なのでほぼルブリスだろうと思っていました。
しかし実際には、胸の中に位置するフレームが別ランナーの別パーツになっており、ルブリスよりもかなり細身のシルエットになっていることがわかります。
胸もシール+クリアパーツ。
ラインがかなり見づらいので、写真を撮るときはそれなりに照明を当てて明るくした方が良さそうです。
腰はTWFMフレーム関係ないので、存分に細くされています。
脚
さて、今回の最重要課題。
可動の関係で、脚の接合部が色再現されていないのです。
本来はこう。
球体部分が全部灰色のフレームなんですね。
気の利いた灰色を持っていないので黒で塗ってみます。
違和感なく出来ました。
なお、太ももから下はルブリスと同じ構造なので特に言うことはありません。
腕
腕もルブリスと同じ構造なので特に言うことはないですね…。
完成
ロービジビリティ寄りの本体に、鮮やかなブルーがアクセントになって、とてもヒロイックなガンダムになっていますね。
最近のプラモはビームサーベルやライフルや取り替え用のハンドパーツなど色々付属品が付いていることが多いのですが、ルブリスジウは本体以外に「虎の手を支えるための補助パーツ」しか付属していません。
元々非武装機であるという設定なのでそういうものでしょう。
アクション!
虎の手は指が独立可動しますのでうまい表情がつきます。
実質ビームライフルでもあります。霊g…。
ルブリス骨格が優秀なので、これだけ重たい武器を持っていても腕がダレてきたり腰が曲がったりせず、ポーズがきっちり決まります。すごいね。
組もうね
ルブリスジウでした。
水星の魔女本編が常に謎を用意して視聴者を楽しませたように、このMSも謎だらけでワクワクしますね。
漫画本編共々、追いかけられるだけ追いかけていこうと思います。
1巻が2023/7/25発売なので読もうね。
サヨナラ