なあ、栃木って行ったことあるか?
目次
いざ世界の果て、栃木へ
秒速5センチメートルを観た方なら皆さんご存知かと思うんですが、栃木は世界の果てとして知られています。
行くだけで心が削られてしまうほど遠く、例外なく電車が遅れ、書いてきたラブレターは風に乗って紛失します。
そんな世界の果てに屹立しておりますのが、みんな大好き岩下の新生姜ミュージアムです。
今回は岩下の新生姜ミュージアムの話をします。
まず小山を攻略しよう
栃木を攻める前にまず落としておかねばならないのは東京から見て手前の駅である小山です。
コヤマじゃなくてオヤマですのでご注意ください。
間違えて読むと地元民との戦闘になります。
これまでのレベル上げ次第では苦戦を強いられるでしょう。
小山でぜひとも押さえておきたいのは、宇都宮線12番ホームにある「小山 きそば」さん。
※2022年1月14日をもって閉店
時期にもよると思うんですが、岩下の新生姜がたっぷりトッピングされた岩下の新生姜そばがあったらぜひ食べてみましょう。
特に寒い時期は体がポカポカになります。
生姜は末梢の冷えを抑えるので、相性は最高なのです。
小山駅の岩下コーナー。既にここは岩下の支配下なのだ。
ラブレターが吹っ飛んで行ったホーム。
電車の本数はそれなりにないぞ!気をつけろ
本丸、栃木へ
岩下の新生姜ミュージアムがある栃木駅に到着したら、北口を出てまっすぐ出ます。
はま寿司のある角を右折して、あとは直線です。
はま寿司の誘惑に負けないように。
たまには負けてもいいです。
そして岩下攻め
今回の目的地、岩下の新生姜ミュージアムです。
道中にたくさん看板がありますので、右折さえ間違えなければ迷わず到着できるでしょう。
入り口にそびえ立つオベリスク。
一見モンスターのように見えるかもしれませんが、神です。
入り口では機械兵と強制戦闘になります。
戦闘に参加するメンバーにケツァクウァトルをジャンクションしておくのを忘れなければ、倒すのはたやすい相手でしょう。
いざ入館!
ペッパーくんを倒すと、ピンク色の空間が広がっています。
ちょうどひな祭りイベントとバレンタインイベントが行われていました。
大量の色紙が迎える
最初に現れるのは、大量の色紙です。
一つ一つ舐め回すように見ましょう。
歴史コーナーもあるよ
本来のミュージアムらしく、岩下の新生姜について学べるコーナーもあります。
パッケージは時代に合わせて常に変わっているんですね。
来館日は2021年ですが、この年の8月に公式キャラクターのイワシカがデザインされ、袋も巾着でなくなりました。
岩下の新生姜には「若堀りの生姜」という意味だけではなく「新しいタイプの生姜」であるという意味も込められているのですが、その差を実際に目の当たりにできる展示も。
なお、ミュージアムらしいのはここまでです。
残るは狂気
何やら見たことのあるようなないようなタイトルの本たち。
土の中の新生姜たち。上のトリプルヘッドシカはなんでしょうか。
巨大な新生姜。こうみえて扱いは被り物です。
栃木県出身の一葵さやか先生によるファンアートも。
生姜のファンアートとは…?
老舗企業とは思えぬ程の自由極まりない展示です。
特にプロジェクションマッピングは高濃度の狂気なのでキミの目で確かめて欲しい。
お食事もあるよ
ミュージアムなのでカフェが併設されています。
このカフェ、ミュージアム併設のカフェにしてはやけに安い上に、岩下の新生姜を載せ放題です。
岩下の新生姜はボリュームパック換算で100gあたり265円、載せられすぎると利益なくなっちゃうんじゃないの?ってぐらい良心的です。
カレー。800円。
コッテリ系のカレーにさっぱりする岩下の新生姜が載ってて抜群にうまい。
追加無料トッピングで元々載ってる岩下の新生姜の倍のせました。
チーズと卵も使ってるので、赤字じゃないの?と心配になる出来。
ついでに期間限定でチョコレートファウンテンも食べ放題!!
カフェで何か注文してれば無料。
おかしい。
お土産も買おう
カフェであまりにもアドを取れてしまったので、お土産を買わせていただいて利益に貢献しましょう。
岩下の新生姜グッズしかないピンク空間です。
地元ではあまり見かけない「やみつき岩下の新生姜」を買いました。
唐揚げにかけるとおいしい。
行こうね
これだけ見所いっぱいの岩下の新生姜ミュージアム、なぜか入場料無料なので一生に一度は行こうね。
イライラ棒もあるよ
サヨナラ