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【レビュー】ガンダムルブリスは30MMの技術がいい感じにフィードバックされててこれからのシリーズにも期待が持てる【水星の魔女プロローグ】

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組んだもの

 

 

ルブリスはまだ赤ん坊なのさ

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2022年8月6日、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』より、モビルスーツ第一弾であるガンダムルブリスが発売しました。※ベギルベウ同時発売

ここ最近のガンプラはリーオー、ウインダムなどで30MM由来の技術であるFINE BUILDを採用してみたり、筒状の部品を2パーツに分けずに成形してみたりと革新がめざましい訳ですが、今回は完全新作・新規個体ということでどんなことになってるのか大変楽しみでした。

 

やっていきましょう。

 

水星の魔女における「ガンダム

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人間の義肢を作るための医療技術「GUND」が応用されたモビルスーツ「GUNDフォーマット」。

これを戦闘用に転用したものが「GUND-ARM」=水星の魔女における「ガンダム」です。

つまり、でかいオートメイルですね。今の若者オートメイルって言って分かるのかな?ギリギリかな?

 

細かいところは「水星の魔女 プロローグ」のネタバレになるので、コメントは差し控えます。観ろ。

 

ランナーを見ていく

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まずは「ガンダムルブリス」表記の固有ランナー。(とビームサーベル)

当たり前ですが、流用パーツはビームサーベルだけですね。

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次に共通と思われるフレーム。

型番は多分TheWitchFromMercuryの略でしょう。

B1が本体、B2はバックパックです。

これから何度もお見かけするような気がしています。今後ともよろしくお願いします。

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今回の技術的な見どころ、インモールド成形パーツ。

胸の部分はプラ成形時に模様が印刷されたフィルムを挟むことによってプラスチックに直接模様を書き込む技術が使用されています。

凸凹が少なく小さい1パーツだけとはいえ、かつてSDガンダムに使われ小学生を熱狂させた「結晶輝羅鋼(クリスタルきらはがね)」を思わせる技術ですね。

当時品再現輝羅鋼の超機動大将軍の発売、お待ちしております。

2万5000円ぐらいまではお支払いします…。どうか…。

 

色分けについて

ルブリス自体がシンプルなカラーであることもあり、シールはほぼナシで成形色再現できています。

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が、肩と脚にある緑色の部分は再現されてないのであとでなんとかすることにしましょう。

 

ポリキャップなし

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今回は完全ポリキャップレスのため、いつものPC-002は入っていません。(※画像はグリムゲルデ)

TVシリーズとしては前作にあたる『鉄血のオルフェンズ』ではPC-002を多用していただけに、途中2019年に30MMを挟んだことによる技術革新に想いを馳せざるを得ませんね。

 

胴体

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胸板部分にジョイントが集中していて、肩と首と腰をつけていくような構造になっています。

HGプラモといえばPC-002の首だったので、新規構造の首パーツが出てくるだけで新鮮です。

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胴体は中空になっていて、腰の部分が動いたときにパーツがうまく逃げるようになっている構造です。
わずかな合わせ目は段落ちになっていて、埋める必要はなさそうです。

 

ちなみに、ここまで組んでいて気づきましたが、ランナーが心なしか切りやすいです。シャキシャキ切れていく感じ。

ランナーの設計が極まってるのかもしれないですね。

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組み進めていっても合わせ目が出ないデザイン。

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なお先にバラしますと、このキットの合わせ目は大腿部横だけです。

他の合わせ目になりそうな箇所は徹底的にデザインに落とし込まれております。

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噂のインモールド成形パーツ。

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インモールド成形パーツとは別に、両面に印刷されたダブルサイドシールを用いる同形状のパーツがセットされています。

シールは発光状態、非発光状態の2種類がセットされていますが、台座となるクリアパーツは1個しかないのでどちらかの選択式です。

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発光状態ではインモールド成形パーツの方が綺麗なので、シールの方は非発光にしました。

発光状態は同じ役割のパーツがバージョン違いで2個付いていることになるので、放映終了後など将来的にインモールド成形パーツはオミットされるのかもしれないですね。

 

ちなみに、詳細は省きますが光ってれば光ってるほどパイロットの命が危ないので、光ってれば良いというものでもないです。

 

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肩パーツのここ、シールが付いていないので素組みだと白いままです。

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塗装する方はメタリックグリーン70%、ゴールド30%での塗装になりますが、塗装が苦手なので

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シールの余りを切って貼りました。

ただし紙質が固くてしっかりしているので、折り目を強くつけないと剥がれてきます。

瞬着で強化するのもいいかもしれません。

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腕の接合はかっちりロックされ、ポロリのない良好な構造。

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腕を曲げると上腕と上手くスペースが噛み合うように出来ており、境界戦機のような合理的なインダストリアルデザイン感があります。

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合わせ目が段差の奥に隠れてしまうので、ここも何もしなくてよさそう。

キャラクターデザインの段階で、プラモにしたときにいかに合わせ目を作らないかまで考えているような感じがします。

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肩を接合したところ。

胴体が台形になっており背中側に向かって斜めに小さくなっているので、自然に胸を張ることができるのが見て取れます。

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ここまでのランナー。

部位ごとにパーツがまとまっているので使うときにパーツが隣接していることが多く、非常に組み立てしやすくなっています。

ここも30MMからのフィードバック要素でしょうか。

 

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脚を組んでいきます。

ワンパーツに軸があちこち伸びていて、なるべく少ない部品点数で組み上がるようになっているのは、最近組んだEG νガンダムを思わせます。

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太もものセンサー部は肩と同じく色分けがありませんので、

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やはりシールの切れ端でなんとかしました。

本編映像でも目立っていた部分なので、塗るにしても貼るにしても、この緑は処理しておいたほうがよいでしょう。

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膝の構造は30MMやリーオー等で採用されているFINE BUILDです。

そのため、30MMの部品がそのまま接続できました。

※特に説明書には書いてない保証外の行為なので、破損する恐れが0ではありません。やる時は自己責任で。

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脚を完全に曲げるとバーニアがかかとに設けられた空きスペースに収まるように計算されているのがとても良いですね。

 

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腰はなんと4パーツで完成します。

ポリキャップレスかつ、前垂れがないので実現したパーツ数です。

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上半身との接続は極太の円柱。

ポリキャップ接続だったオルフェンズはここが弱くて上半身を重くすると結構ポロリしていたので大幅な改善です。

可動は上半身側に任されているので、前後の動きも損なわれていません。

 

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頭は「これワンパーツでいくんだ」×2。

最近ヘルメット状のパーツを1個でいくこと増えましたね。

額にアンテナがないので、ステレオタイプガンダム感はありません。

もうガンダム感ないガンダムのほうが多いんですけど。

 

バックパック

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バックパックは共通2軸。

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ルブリスに別バックパックを付けてもいいですし、ルブリスのバックパックを他プラモに付けてもいいですね。

いつも通りです。

 

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盾はバラバラになってビット(ビットステイヴ)になります。

盾そのものがガトリング撃ちながらオールレンジ攻撃してた例もありますし、ガンダム世界の盾はやたら攻撃力が高いですね。

 

完成

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なんやかんや武装して完成です。

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デザインがシンプルなのもあってか、ポーズの自由度がすさまじく高いアイテムに仕上がっています。
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関節がしっかりしていて結構無茶しても自立します。

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盾およびライフルはバックパックにまとめてスラスター状にすることも出来、コンパクトに飾ることが可能です。

ビットステイヴは盾で武器でスラスターでもあるという、デザイン偏差値が高すぎる装備になっていますね。

 

組もうね

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水星の魔女プロローグからガンダムルブリスでした。

少ない部品点数でここまでの完成度のガンダムが組み上がるのは感動ものです。

ゼロ年代あたりの再販品のあとに組むと、プラモ技術の進歩に驚かされます。

 

アニメ作品『水星の魔女 プロローグ』での活躍を観てから組むと尚更良いので、チャンスがあればアニメをご覧になってから組むことをおすすめします。

 

 

 

サヨナラ