下半身はすごい
組んだもの
紫々部シオンちゃん作っていくよ
今日のプラモは境界戦機から紫々部シオン(ししべしおん)。
境界戦機唯一の人間プラモです。
バンダイの女の子プラモはクオリティのブレ幅がすごい時があるので、慎重に見ていきたいですね。
定価3,630円なので、ちょうどガンダムベース限定コアガンダム3体セットと同じ金額です。
高級品ですね!
なお、バンダイロボアニメガールはメイちゃんに続いて2体目です。
okachimachi-junktion.hateblo.jp
あれも可動渋かったな…。
ランナーを見ていこう
ランナーはこんなところ。
元々そんなにカラフルなキャラでもありませんが、色分けはほぼ完璧。
服のマークと装飾、髪飾りだけシールで補います。
ポリキャップは使っていません。
顔はひとつだけタンポ印刷済みとなっており、残り2つはシールか水転写デカールを選ぶ仕様です。
髪の毛のエッジの立ち方もなかなかのもの。
30MSと比べても見劣りしないと思います。
上半身を組んでいく
胴体
まず服に首パーツを付けます。
ここが可動するのか、すげー!って思ってたんですが、最後まで組むとほとんど可動しません。
肩にはポリキャップの代わりに白いリングをはめ込む構造です。これも珍しい。
ジョイントは細かく穴が空いているので、うまいこと圧力が逃げてパーツの破損を防げるようになっています。
初代30MSの首が折れがちなところからのフィードバックでしょうか。
背中側は上着。
紫のシャツは背中側にはないので、キャストオフへの希望をここで断たれます。
胴体。
腰から下がかろうじて動くのみで、ほぼ筒です。
腕
腕を付けていきましょう。
前腕が1パーツで抜かれており、技術力の高さを感じさせます。
腕がつくと「作中でこんな肩幅ゴツいキャラだっけ?」という気持ちが生まれてきます。
自分を信じましょう。
頭
続いて頭です。
シオンの顔パーツは「顔・耳・もみあげ」がセットになっています。
現行のガールプラモといえば30MS、メガミデバイス、ガールガンレディですが、それらは全部耳が後頭部側に付いています。
よって、顔だけ変えてミキシングするのはとても無理があります。
30MSに至ってはハマりすらしません。
また、シオンの頭部接続は頭側がオスになっています。
そのため、頭側がメスである30MS、メガミデバイス、ガールガンレディとは頭の互換性もありません。
ありませんが、首の軸を引っこ抜くことで載せることは可能です。
体格的にはレディコマンダーと相性がいいですね。
ちなみにモビルドールメイとも頭の接続が違うので互換しません。
下半身をやっていく
続いて下半身。
腰パーツの可動部分があまり見たことがない構造。
腰の中に自由に動くパーツが付いていて可動するようになっています。
このパーツ、脚側のジョイントの自由度も相まってかなりダイナミックに動いてくれます。
こんな具合です。
めちゃくちゃ動きます。上半身はなんだったのか。
足を引き出すと正座っぽいことも可能。
流石にここは足が組めるメガミデバイスパワーアップ尻バージョンに軍配が上がります。
なおこの変態的技術の下半身可動ですが、上半身に接続するとシャツが邪魔になって可動範囲の9割が死にます。
すごいもったいない。
下半身だけでもパーツ取り出来ないかって思ったでしょ?
残念ながら、他のプラモと腰接続が違いすぎてそれも難しいです。
なんでここまで他のプラモと全部逆なんでしょうね。
完成
トップ紫々部シオンとボトム紫々部シオンを合体させ、紫々部シオンが完成しました。
紫々部シオン自体、アニメ作中でそんなにアクションするキャラじゃないので、ポーズをどう付けていいかわかりません。
第一部を全話観てても「陶芸できる」「メイレス動かすの上手」「着痩せしてる」くらいしかわかってないので、このプラモで遊んでいると「俺は紫々部シオンのことを何も知らないぞ?????」という気持ちになります。
第二部での活躍に期待しましょう。
ガールプラモも充実してきました。
御徒町ジャンクションをずっと支えてきた仲間たちだ!!
シャツの丈を詰める
下半身の動きがあんまりなので、シャツの丈を違和感のない範囲で短くすることにしました。
違和感のない範囲で切り詰めますとほんの少し動きが良くなります。
まあ、今度は上着が邪魔なんですけど。
組もうね
というわけでシオンちゃんでした。
各々納得できる値段で買ったらいいと思います。
サヨナラ