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【レビュー】境界戦機 フルメカニクスメイレスケンブはとにかくデカくて組みやすいメカをお得に手にできる穴場的プラモだよ

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組んだもの

 

 

フルメカニクスが3,000円前後。それが2023年の日本の現状だ

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アニメ境界戦機の第一部が終わって1ヶ月ほど経った2022年1月29日、フルメカニクスシリーズからメイレスケンブが発売していました。

メーカー希望小売価格5,280円という高額寄りの価格設定ながら発売直後から値崩れ気味の存在であり、2023年4月現在の実勢価格は3,000円前後とかなりお得です。

 

安くなっているとはいえ令和バンダイの現代プラモ。

どんな感じか、組んでいきましょう。

 

見ているぞ!!!(はじまりのあいさつ)

 

ランナーを見ていこう

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定価5,280円だけのことはあり、ランナーは大きめの箱にパンパンに詰まっています。

クリアパーツ付きパッケージだと下側の箱がやや高くなっており、蓋が少し浮いているような感じになっているのでよりパンパンに見えますね。

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まずはAランナー。基本の色プラ。

赤パーツがややゲート跡が残りやすいかな?という配置になっています。

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Bランナー。

同じものが2枚付いており左右で同じ部品を使ったりします。

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C。

Bランナーと同じ色合いのようですが、こちらは胴体など×2必要ない部品がまとまっています。

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Dランナーは武器が多め。

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E1、E2ランナーは外装の大部分ですね。

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Fランナーは初回限定版だと通常とクリアが両方付属します。

ほとんどのパーツが後からでも取り替えられるので、どっちを組む場合でも一応取っておいたほうが良さそうです。

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先にネタバレしますが、クリアパーツの大部分は脚に集中しており、クリアパーツを全部使っても全身がクリアな印象にはなりません。

特に面積が大きい胴体の胸部分と肩がクリアではないので、部分的なクリア(いわゆるソリッドクリア)に近い印象のものになります。

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というわけで今回はパイロットのクリアアモウ君だけ使用することにしました。

かまいたちの夜みたいで素敵ですね。

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Gランナー。

ややグレーのワンポイントを網羅しています。

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Hランナーは黄色い部分ですね。

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シールはRGでよく見かける細かいマーキングとバッテリー残量を示す分厚めのメタリックシールが付属。

切れ端や使わなかったほうの色シールは何かに使えそうなので保管しておきましょう。

 

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脚に限らないのですが、白い外装パーツの下にびっしりとディテールが入っており、隠すにしのびないです。

下地をメタリックに塗ってクリア被せても綺麗にできそうですね。

 

似たようなこともうやったので割愛しました。

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HGではスミ入れが前提になっていたバッテリー表示部の黒い縁取りもパーツ分け再現になっていますので特に塗る必要はありません。

ところで前々から思ってたんですけど、外側に向けてバッテリー残量を通知してるって何のためなんでしょうね。外部にバッテリー切れを知らせたら敵に隙がありますよって伝えているようなものだと思うのですが…。

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パーツは一つ一つが大きく、脚だけで1ベシオンほどの大きさです。

 

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アモウ君を命綱もヘルメットもなしに数十メートルの高さに誘う昇降機が付いています。

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手すりはあったほうがいいと思う。

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プラモによっては力がかかって捻じ切れがちな脚との接続部が肉抜きのない極太軸になっており、とても頑丈そうです。

 

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胸のシリンダーはHGと同じように可動するようになっています。

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千年パズルと同じような金色なので塗ってしまいたいところですが、可動することで塗装がハゲる可能性があるのでそのまま使うことにしました。

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コックピットはかなり細かく造形されているのですが、完成すると奥まったところになってしまいほとんど見えません。見ておきましょう。

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搭乗時に顔に装着するVRゴーグル的なものまで可動付きで造形されており、こだわりを感じますね。

何だったか思い出せない方は第1話か第2期オープニング映像を見直してきてください。

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各所の細かいモールドも外装パーツで隠れていきます。

なお、この写っている部分は全部クリア版がありません。ここもクリアがよかったな…。

 

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腕は特徴的なメイレス構造ですね。

手前の外れている外装以外はクリア版がないので、ほとんどクリアにならない部分です。

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ハンドパーツはHGと異なり塗らなくても色分けされているので助かります。

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剣握り手、銃握り手は手の甲と人差し指〜小指部分のみを交換する構造で、丸ごとは付いていません。

そんなに差し替えが面倒なわけではないので、パーツ数節約になっていいと思います。

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指の腹には派手に肉抜きがありますが、設定上どうかはもう気にしないことにしました。

 

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最近はHGもパーツ分割での色分けが普通になっているので取り立ててすごいという訳ではないのですが、細かくパーツ分けされています。

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フルメカニクスは対象年齢15歳以上に設定されているため、アンテナ(角?)は何も加工しなくても長く尖っています。

こんなイケメンでしたっけ?

 

武器

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バックパックのアームにはガッツリとした肉抜きがありますが、見なかったことにしました。

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ケンブ刀は使用時赤熱する感じになりますが、特にプラモ的には色分けされていませんので各自塗りましょう。

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銃は外側からチラ見えするパイプが別パーツ造形だったのでメッキシルバーで塗ってみました。

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あとあと外側からこんなふうに光って見えていい感じでした。

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また、第1話に登場した未完成状態ケンブ再現パーツもついてきます。

今思うとバルバトスみたいですね。

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前腕と丸ごと交換する爪もついてきます。

 

完成

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メイレスケンブ 1/48サイズです。

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メイレス自体比較的大きいロボなわけではないんですけど、1/48サイズともなるとかなり存在感があります。

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アモウ君の安全を軽視した昇降プロセスもしっかり再現!

せめてヘルメットを被って欲しい。

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メイレスの脚はとにかく設置性が高く、多少激しめにポージングしても重心を合わせにいけるので安定して遊べますね。

 

組もうね

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フルメカケンブでした。

とりあえず境界戦機第1話だけでも見ていただいて、動きが気に入るようであればプラモ自体の出来は一級品ですので満足できるかと思います。

実勢価格3,000円以下ということもあって結構リッチな組み立て体験ができるのではないかと思います。

 

 

 

サヨナラ