御徒町ジャンクション

プラモブログのような何か

【レビュー】Figure-rise Standard Amplified メタルグレイモンはいつものフィギュアライズと同じででっかくて満足感が高いよ

※当ブログではAmazonやDMM.comのアフィリエイトリンク広告が表示されたりGoogleの広告が挟まれたりします。Amazonのほうは私がいい感じに選んでますが、記事の内容とあんまり関係ない場合があります。

f:id:okachimachi_junktion:20231127184413j:image

 

 

メタルグレイモンが出ました

f:id:okachimachi_junktion:20231127184922j:image

2023年11月25日、Figure-rise Standard Amplifiedシリーズよりメタルグレイモン(ワクチン種)が発売しました。

プレミアカメラデジビートルも持ってませんでしたので、金に物を言わせて購入。

 

このメタルグレイモンは、2020年〜2021年に放映していた「デジモンアドベンチャー:」に登場した「メタルグレイモン アルタラウスモード」の要素を取り込みつつアレンジが加えられた(Amplifiedされた)ものです。

メタルグレイモン:アルタラウスモード | デジモン図鑑 | デジモンウェブ | デジモン公式総合サイト

ともあれ最新の設定が取り入れられたメタルグレイモンのプラモというわけ。

 

やっていきましょう。

 

ランナーを見ていこう

f:id:okachimachi_junktion:20231127195525j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127195528j:image

ランナーから見ていきましょう。

f:id:okachimachi_junktion:20231127195741j:image

A1、A2ランナーは口内のクリアパーツだけが差の対になるランナーですね。
ほぼ翼と専用武器「アルタラウス」を構成します。

f:id:okachimachi_junktion:20231127195814j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127195818j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127195811j:image

Bランナー。
ムゲンドラモンからの流用ですが、使用するのはわずか3パーツ。

一見同じ見た目の部分も、サイズ違いでHランナーに組み込まれて新造されています。

f:id:okachimachi_junktion:20231127195925j:image

Cランナー。
ところどころに生物感のあるディテールが入っています。

f:id:okachimachi_junktion:20231127200008j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127200015j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127200011j:image

D1ランナー。
こちらもムゲンドラモンの流用で、爪以外は余剰になります。

f:id:okachimachi_junktion:20231127200449j:image

E1、E2ランナー。

これは肉の部分ですね。

f:id:okachimachi_junktion:20231127200605j:image

Fランナーもムゲンドラモンに入っていたランナーの一部(の色違い)です。
左側の1パーツずつしか使いません。

f:id:okachimachi_junktion:20231127200727j:image

これまで見てきたムゲンドラモン由来のB、D、Fランナーの合計6パーツを使い構成されるのがこちら。

実はムゲンドラモン由来の箇所がほとんどないことが分かります。

f:id:okachimachi_junktion:20231127200923j:image

Gランナー。

大きく見栄えに関わってくる部分のため、塗装したいと思います。

f:id:okachimachi_junktion:20231127201008j:image

H1、H2ランナー。

主に腕などを構成します。

アルタラウスモード時は両腕がメカになりますので1組揃っています。

f:id:okachimachi_junktion:20231127201202j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127201159j:image

I、Jランナー。

最近金色の塗料をいくつか買ったので、何か使ってみたいと思います。

なお、金色の部分は全てアルタラウスに使用。

f:id:okachimachi_junktion:20231127201529j:image

ベース。

ギガデストロイヤー(ミサイル)を2個浮かせるために付属しています。

f:id:okachimachi_junktion:20231127201558j:image

こちらは水星の魔女ディスプレイベース(右側)から、水星の魔女シリーズ特有の武器専用ジョイントパーツを抜いたものです。

そのためパーツの大半が余ることになりますが、使えそうなパーツが丸ごと余りますので取っておきましょう。

f:id:okachimachi_junktion:20231127201802j:image

シールとリード線。

黒いリード線は同シリーズの「青眼の白龍」と同様、尻尾の接続に使われます。

赤いリード線はアルタラウスのエネルギーパイプ?的なものです。

f:id:okachimachi_junktion:20231127201926j:image

翼に使用するPETシート。

「青眼の白龍」でも翼にPETシートが使用されていましたが、今回はさらに虹色に光る新バージョンです。

切れ端も何かに使えそうですね…。

 

塗装だ

f:id:okachimachi_junktion:20231127202133j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127202129j:image

今回、メカの部分をメカっぽい色にしたかったのでシルバー成形色を全塗装しました。

使用したのは水性ホビーカラースーパーファインシルバーで、上から光沢クリアーを吹いています。

f:id:okachimachi_junktion:20231127202407j:image

 

スーパーファインシルバーはガンダムマーカーで多用していたEXシャインシルバーと似た、光沢抑えめの銀ですので、クロンデジゾイドみがあるかなと思いました。

f:id:okachimachi_junktion:20231127202619j:image

金は使用したことのない色を使いたかったので、スターブライトゴールドを使用しました。

f:id:okachimachi_junktion:20231127204601j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127204604j:image

ぴったりな色になったのでOK。

他のプラモもこれで塗りたいところですが、なにぶんラッカーなので、一日オフで換気がちゃんとできる日じゃないと使えないのが難点。

f:id:okachimachi_junktion:20231127205009j:image

以前キャリバーンに使った水性ホビーカラーゴールドも悪くないので、うまく使い分けていこうかと思います。

 

f:id:okachimachi_junktion:20231127205122j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127205119j:image

頭から組んでいきましょう。

身体の色分けはパーツ分割で再現されているので、ほとんど塗装しなくても完成します。

すごいことだな…。

f:id:okachimachi_junktion:20231127205216j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127205219j:image

f:id:okachimachi_junktion:20231127205541j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127205545j:image

口内は歯パーツにクリアレッドのパーツを被せる仕組み。
歯とざらついた舌をたった2パーツで再現します。

パーツの噛み合わせ精度に自信がないとできないことですね。

f:id:okachimachi_junktion:20231127205339j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127205336j:image

髪の毛は3パーツ構成でボリューム感あり。
裏側がちょっとスカスカなので、気になる人はパテ埋めをしてもいいでしょうね。

f:id:okachimachi_junktion:20231127205432j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127205429j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127205436j:image

身体の各所にはディテールが入っているので、リアルタッチマーカーでなんとなくスミを入れます。なんとなく過ぎたので、やらなくても良かったかもしれません。

f:id:okachimachi_junktion:20231127205521j:image

目はシール3枚で色分け。
余裕があれば塗ってもいいですね。

f:id:okachimachi_junktion:20231127205732j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127205735j:image

頭部完成。

デジモンワールド2で口からギガデストロイヤー吐いてたのが印象深いですね。ギガデストロイヤーは胸です。

f:id:okachimachi_junktion:20231127210055j:image

成形色のウォーグレイモンとの比較。

ツヤが段違いなので、塗って良かったですね。

 

胴体

f:id:okachimachi_junktion:20231127210135j:image

メタル部分はことごとくパーツ分けされているので事前の塗装が楽です。

右側のパイプも別パーツなので最初から黒。助かります。

f:id:okachimachi_junktion:20231127210228j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127210231j:image

股関節はディスクが2枚入っており、逆ハの字に広がる仕組み。

f:id:okachimachi_junktion:20231127210337j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127210331j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127210334j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127210327j:image

鳩尾にはZ型のジョイントが仕込まれており、胴体の前傾、伸縮ができるようになっていますね。

f:id:okachimachi_junktion:20231127210447j:image

肩関節は軸自体が回転、上下動できるので自由度が高いです。

f:id:okachimachi_junktion:20231127210515j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127210512j:image

ギガデストロイヤー発射口。
意図せずパカパカしてしまう感じはありません。
(塗料の厚みでそうなってるだけかもしれないですが…)

f:id:okachimachi_junktion:20231127210551j:image

首はど真ん中に合わせ目が出ます。

この後も結構目立つ位置に合わせ目が出るのですが、パーツの噛み合わせ精度がいいのであまり気になりませんでした。

 

尻尾

f:id:okachimachi_junktion:20231127210645j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127210642j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127210639j:image

同シリーズの「青眼の白龍」と同じ、リード線で繋ぐタイプであり、生物的なうねりが表現可能です。

青眼は先端が取れやすかったのですが、改善されています。

 

生腕

f:id:okachimachi_junktion:20231127210801j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127210758j:image

肩のボルトが色分けされていないため、ガンダムマーカーEXシャインシルバーで部分的に塗ります。

 

メカ腕

f:id:okachimachi_junktion:20231127210937j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127210941j:image

反射材を貼ったクリアパーツを埋め込みます。
ここはムゲンドラモンの流用になりますね(色は違いますが)。

f:id:okachimachi_junktion:20231127211139j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127211142j:image

上腕から先は新規パーツ。
腕を曲げるとパネルに隠れていたパイプが露出するギミックがあります。

 

f:id:okachimachi_junktion:20231127211423j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127211420j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127211427j:image

脚の色分けも優秀。
飛び出してるパイプも別パーツですね。
ここは数年前ならシールだったであろう箇所てわす。

 

f:id:okachimachi_junktion:20231127211518j:image

PETシートに補強をする、青眼と同じ構造。

穴の部分をくり抜くのが地味に力作業なので、力加減に気をつけましょう。

 

ギガデストロイヤー

f:id:okachimachi_junktion:20231127211639j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127211642j:image

ギガデストロイヤーは歯の部分がパーツ分割でもシールでもないので、シャインシルバーで塗りました。

 

 

完成

f:id:okachimachi_junktion:20231127211950j:image

メタルグレイモンです。

f:id:okachimachi_junktion:20231127212042j:image
f:id:okachimachi_junktion:20231127212039j:image

これまでのフィギュアライズ同様かなり大きく、撮影スペースの限界を超えております。

f:id:okachimachi_junktion:20231127212130j:image

同シリーズのウォーグレイモンも結構大きいのですが、それ以上のサイズ感です。

f:id:okachimachi_junktion:20231127212234j:image

付属のベースを用いてギガデストロイヤーを放てます。

f:id:okachimachi_junktion:20231127212423j:image

なお、メタルグレイモン自体もアクションベース4にマウント可能ですが、アクションベース付属アタッチメントが必要なので失くしちゃったり捨ててしまってたりしたらダメ。うちはダメでした。

 

アルタラウスモード

f:id:okachimachi_junktion:20231127212222j:image

アルタラウスを装備していきましょう。

なお、アルタラウスは本来ブレードが開いてポジトロンブラスターモードになる設定ですが、本プラモ自身には伸縮や展開といったギミックはありません。

f:id:okachimachi_junktion:20231127212550j:image

生腕から差し替え。

両腕がメカになりますので、一気にメカメカしさが増します。

f:id:okachimachi_junktion:20231127212647j:image

アルタラウスはメタルグレイモンの別バージョン(ウイルス種X抗体)における左腕武装として登場しましたが、アニメ「デジモンアドベンチャー:」においてメタルグレイモンの右腕武装として逆輸入された経緯があります。
f:id:okachimachi_junktion:20231127212650j:image

ノーマルからさらに大きくなるので、撮影が困難です。

 

オリジナルアルタラウスモード

f:id:okachimachi_junktion:20231127212741j:image

追加パーツを使い、元ネタと同じくアルタラウスを左腕に装備することも可能。

 

f:id:okachimachi_junktion:20231127212844j:image

こちらはウイルス種っぽく青に塗っても良さそう。

(公式発売しそうですけど…。)

f:id:okachimachi_junktion:20231127212938j:image

この形態だとムゲンドラモン流用のパーツが0になります。

f:id:okachimachi_junktion:20231127214916j:image

なお、右腕にクローを付ければ逆アルタラウスも可能。一番強そうですね。

 

組もうね

f:id:okachimachi_junktion:20231127214006j:image

メタルグレイモンでした。

青眼ほどではないにせよ、ちょっとした大きめのMG並みにスペースを取るので、覚悟して買いましょう。

 

 

サヨナラ