メタルグレイモンが出ました
2023年11月25日、Figure-rise Standard Amplifiedシリーズよりメタルグレイモン(ワクチン種)が発売しました。
プレミアカメラもデジビートルも持ってませんでしたので、金に物を言わせて購入。
このメタルグレイモンは、2020年〜2021年に放映していた「デジモンアドベンチャー:」に登場した「メタルグレイモン アルタラウスモード」の要素を取り込みつつアレンジが加えられた(Amplifiedされた)ものです。
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ともあれ最新の設定が取り入れられたメタルグレイモンのプラモというわけ。
やっていきましょう。
ランナーを見ていこう
ランナーから見ていきましょう。
A1、A2ランナーは口内のクリアパーツだけが差の対になるランナーですね。
ほぼ翼と専用武器「アルタラウス」を構成します。
Bランナー。
ムゲンドラモンからの流用ですが、使用するのはわずか3パーツ。
一見同じ見た目の部分も、サイズ違いでHランナーに組み込まれて新造されています。
Cランナー。
ところどころに生物感のあるディテールが入っています。
D1ランナー。
こちらもムゲンドラモンの流用で、爪以外は余剰になります。
E1、E2ランナー。
これは肉の部分ですね。
Fランナーもムゲンドラモンに入っていたランナーの一部(の色違い)です。
左側の1パーツずつしか使いません。
これまで見てきたムゲンドラモン由来のB、D、Fランナーの合計6パーツを使い構成されるのがこちら。
実はムゲンドラモン由来の箇所がほとんどないことが分かります。
Gランナー。
大きく見栄えに関わってくる部分のため、塗装したいと思います。
H1、H2ランナー。
主に腕などを構成します。
アルタラウスモード時は両腕がメカになりますので1組揃っています。
I、Jランナー。
最近金色の塗料をいくつか買ったので、何か使ってみたいと思います。
なお、金色の部分は全てアルタラウスに使用。
ベース。
ギガデストロイヤー(ミサイル)を2個浮かせるために付属しています。
こちらは水星の魔女ディスプレイベース(右側)から、水星の魔女シリーズ特有の武器専用ジョイントパーツを抜いたものです。
そのためパーツの大半が余ることになりますが、使えそうなパーツが丸ごと余りますので取っておきましょう。
シールとリード線。
黒いリード線は同シリーズの「青眼の白龍」と同様、尻尾の接続に使われます。
赤いリード線はアルタラウスのエネルギーパイプ?的なものです。
翼に使用するPETシート。
「青眼の白龍」でも翼にPETシートが使用されていましたが、今回はさらに虹色に光る新バージョンです。
切れ端も何かに使えそうですね…。
塗装だ
今回、メカの部分をメカっぽい色にしたかったのでシルバー成形色を全塗装しました。
使用したのは水性ホビーカラースーパーファインシルバーで、上から光沢クリアーを吹いています。
スーパーファインシルバーはガンダムマーカーで多用していたEXシャインシルバーと似た、光沢抑えめの銀ですので、クロンデジゾイドみがあるかなと思いました。
金は使用したことのない色を使いたかったので、スターブライトゴールドを使用しました。
ぴったりな色になったのでOK。
他のプラモもこれで塗りたいところですが、なにぶんラッカーなので、一日オフで換気がちゃんとできる日じゃないと使えないのが難点。
以前キャリバーンに使った水性ホビーカラーゴールドも悪くないので、うまく使い分けていこうかと思います。
頭
頭から組んでいきましょう。
身体の色分けはパーツ分割で再現されているので、ほとんど塗装しなくても完成します。
すごいことだな…。
口内は歯パーツにクリアレッドのパーツを被せる仕組み。
歯とざらついた舌をたった2パーツで再現します。
パーツの噛み合わせ精度に自信がないとできないことですね。
髪の毛は3パーツ構成でボリューム感あり。
裏側がちょっとスカスカなので、気になる人はパテ埋めをしてもいいでしょうね。
身体の各所にはディテールが入っているので、リアルタッチマーカーでなんとなくスミを入れます。なんとなく過ぎたので、やらなくても良かったかもしれません。
目はシール3枚で色分け。
余裕があれば塗ってもいいですね。
頭部完成。
デジモンワールド2で口からギガデストロイヤー吐いてたのが印象深いですね。ギガデストロイヤーは胸です。
成形色のウォーグレイモンとの比較。
ツヤが段違いなので、塗って良かったですね。
胴体
メタル部分はことごとくパーツ分けされているので事前の塗装が楽です。
右側のパイプも別パーツなので最初から黒。助かります。
股関節はディスクが2枚入っており、逆ハの字に広がる仕組み。
鳩尾にはZ型のジョイントが仕込まれており、胴体の前傾、伸縮ができるようになっていますね。
肩関節は軸自体が回転、上下動できるので自由度が高いです。
ギガデストロイヤー発射口。
意図せずパカパカしてしまう感じはありません。
(塗料の厚みでそうなってるだけかもしれないですが…)
首はど真ん中に合わせ目が出ます。
この後も結構目立つ位置に合わせ目が出るのですが、パーツの噛み合わせ精度がいいのであまり気になりませんでした。
尻尾
同シリーズの「青眼の白龍」と同じ、リード線で繋ぐタイプであり、生物的なうねりが表現可能です。
青眼は先端が取れやすかったのですが、改善されています。
生腕
肩のボルトが色分けされていないため、ガンダムマーカーEXシャインシルバーで部分的に塗ります。
メカ腕
反射材を貼ったクリアパーツを埋め込みます。
ここはムゲンドラモンの流用になりますね(色は違いますが)。
上腕から先は新規パーツ。
腕を曲げるとパネルに隠れていたパイプが露出するギミックがあります。
脚
脚の色分けも優秀。
飛び出してるパイプも別パーツですね。
ここは数年前ならシールだったであろう箇所てわす。
翼
PETシートに補強をする、青眼と同じ構造。
穴の部分をくり抜くのが地味に力作業なので、力加減に気をつけましょう。
ギガデストロイヤー
ギガデストロイヤーは歯の部分がパーツ分割でもシールでもないので、シャインシルバーで塗りました。
完成
メタルグレイモンです。
これまでのフィギュアライズ同様かなり大きく、撮影スペースの限界を超えております。
同シリーズのウォーグレイモンも結構大きいのですが、それ以上のサイズ感です。
付属のベースを用いてギガデストロイヤーを放てます。
なお、メタルグレイモン自体もアクションベース4にマウント可能ですが、アクションベース付属アタッチメントが必要なので失くしちゃったり捨ててしまってたりしたらダメ。うちはダメでした。
アルタラウスモード
アルタラウスを装備していきましょう。
なお、アルタラウスは本来ブレードが開いてポジトロンブラスターモードになる設定ですが、本プラモ自身には伸縮や展開といったギミックはありません。
生腕から差し替え。
両腕がメカになりますので、一気にメカメカしさが増します。
アルタラウスはメタルグレイモンの別バージョン(ウイルス種X抗体)における左腕武装として登場しましたが、アニメ「デジモンアドベンチャー:」においてメタルグレイモンの右腕武装として逆輸入された経緯があります。
ノーマルからさらに大きくなるので、撮影が困難です。
オリジナルアルタラウスモード
追加パーツを使い、元ネタと同じくアルタラウスを左腕に装備することも可能。
こちらはウイルス種っぽく青に塗っても良さそう。
(公式発売しそうですけど…。)
この形態だとムゲンドラモン流用のパーツが0になります。
なお、右腕にクローを付ければ逆アルタラウスも可能。一番強そうですね。
組もうね
メタルグレイモンでした。
青眼ほどではないにせよ、ちょっとした大きめのMG並みにスペースを取るので、覚悟して買いましょう。
サヨナラ