Pixel foldだね
2023年7月の発売から4ヶ月。
インターネットを眺めると悪い評判ばかりが見えてくるGoogle謹製折りたたみ端末、Pixel fold。
それでもこのページを見に来た貴方は、それでもPixel foldに対する諦めきれない情熱のようなものが燻っているのを感じており、「買う理由」を欲しているのではないでしょうか。
本稿では、御徒町ジャンクションがPixel foldを買う前に考えた「買わない理由」を自ら反論していくことによって、購入をためらっているみなさんの最後の一押しをしたいなと考えています。
やっていくぜ
※御徒町ジャンクションはGoogleから製品の提供を受けておりません。
「タブレットでいいじゃん」
よくありません。
ゲームを2つ同時に移動したい場合や、ゲームと攻略情報を同時に見たい場合など、2つの事を同時にしたいケースってありますよね。
一応Androidには1つの画面を分割して同時表示する機能がありますが…
しかし、大抵のスマホやタブレットは、画面を半分にすると解像度が足りないので、本来フル画面で起動するゲームはまともに表示できません。
また、iOSではフル画面のアプリケーションを同時起動できる機種が大型で新しめのiPad(ステージマネージャー対応のM1以降)に限られ、手軽に持ち運べるiPadminiでは「フル画面でしか起動できないアプリは1つまでしか使えない」制約があります。
その点、Pixel foldはスマホを2つ並べたような縦横比であるため、
このようにフル画面ゲームを2つ同時に起動する事が可能です。
分割できることによる可能性は無限大。
起動に時間がかかるゲームのロード時間を2つ同時に進めたり…
シャドウバースとマジック・ザ・ギャザリングを同時にプレイすることもできちゃいます。
他機種と比較したベンチマークスコアの低さが話題になりがちな本機種ですが、このぐらいのパワーはあるのです。
グラブルをフルオートでやっている時、スマホでは誰もいないチャットを開くくらいしかできることがなかったのが、もう一つ画面があるおかげで別の作業を同時進行できるのも嬉しいですね。
競合のGalaxy Z Fold5では一つの画面が細長いのでこうはいかないのです。
「タブレットとして使う時のためにメインスマホが重たくなっちゃうのはダメなんじゃないか」
ダメじゃないです。
Pixel foldは283g。同サイズ帯のiPhone15Proと比較すると96g増えますのでだいたい1.5倍重たいわけです。
しかしここは、画面が2個になっているのに重さが1.5倍で済んでいると考えてはどうでしょうか。0.5倍得してるんです。
折りたたみタブレットとして考えた場合も、Pixel foldの283gという重量はそれほど重いとは言えません。
たとえばiPadmini6と比較すると、10g軽いわけですし。
「価格25万オーバーはスマホにしては高いよ」
高くな…高いよ!!!
でもauのスマホトクするプログラムで軽減できます。
簡単に言うと2年後に端末を返す代わりに約15万円の支払いが免除になる制度ですね。
機器を壊すと円満にいかない場合があるので、壊さないように頑張りましょう。
手元に端末が残らないことがデメリットですが、一括で支払ったとしても
・2年後、もっといい折りたたみ端末が出ていると思われる
・2年後、本機種が15万円でリセールできるだけの価値を保っている可能性は低い
と思われるので、最初から2年レンタルと割り切ってしまっていいんじゃないかと思います。
その場合、負担は半額以下ですね。
買おうね
Pixel foldでした。
世間の評判はすこぶる悪いのですが、それでも2画面が欲しいんだァ!という強い意志がある方はぜひ使って見てはいかがでしょうか。
サヨナラ