組んだもの
ネヴァリアが出ました
2023年2月、30MSネヴァリアとチェイサーコスチュームが発売しました。
3月にはイビルコスチュームも出ますので悪魔娘強化期間といったところですね。
ほんの2ヶ月前にはアルカナディアからヴェルルッタも発売していますので、美プラ勢のプラモ棚の悪魔娘コーナーは途端に充実したことでしょう。
全身入っているパッケージを組んだのはルルチェが最後でしたのでかなり久しぶりの30MS、さっそく見ていきましょう
箱
箱には15歳以上対象であることを示す15+の文字が印刷されています。
※表面に明示するようになっただけで、元々対象年齢は15歳以上。
箱はリシェッタより分厚め、アルカ=カルティーよりはちょっと薄めです。
調べたところガンダムサンドロックと同じ厚みでした。
ランナーを見ていこう
まずはランナー。完全新規ボディなので当然ながら初めての形状の「Dタイプランナー」です。
身体は「30MS JOINT-6」表記。
手首を含むパーツは今回からPOMに切り替わっており、かつ斜めに切られていたパーツが平行になっています。
摩擦が少なくなったのがメリットですが、塗装しづらくなったのがデメリット。手を塗装することはあまりないのでデメリットはそれほどでもないと思います。
髪の毛はビンビンに尖っており、シリーズ第一弾リシェッタと比べると金型が極まっているのがわかりますね。
指にガンガン刺さります。
顔は3種類。口内が別パーツになっているので立体感があります。
また、2番の顔には八重歯が印刷されています。
頭を組む
髪の毛から。もみあげ2分割、後ろ髪可動、後頭部左右可動と明らかに気合いが入った作りになっています。
胴体を組む
リシェッタ時代の完全固定と異なり、鳩尾の奥あたりが可動するようになっております。
出ている軸が前後左右に動き、大きなアクションが可能です。
この軸はGタイプと同型のため互換性があります。
胸パーツも同形状で、オプションボディG01(カラーA)と相互に取り替えることが可能でした。
軸受が上下に大きく動くような構造に変わったため、身体を反るような動きが良く決まります。
腰は尾骶骨あたりに尻の外装が突き刺さってるような構造になっており、よく動きます。
脚
足はヒールの高いタイプになりましたので、同時発売のチェイサーボディ付属オプション以外との互換性は失われています。
太ももは水着ボディと同時発売だった素足オプションと同じ、軸に1パーツ成形の外側を被せるタイプです。
合わせ目が出ないので助かります。
お尻は従来の30MSと比べても格段に肉感が上がっており、脚と尻との隙間が変に空いてたりもしないので極めて良い造形になっていますね。
オプションボディG01ボディと比べて、太ももが明らかにムチっとしているのがおわかりいただけますでしょうか?
そしてリング状のパーツによる締め付け感まで完璧な仕上がりと言ってよいでしょう。
これがあのバンダイから発売したことに驚きを隠せません。
全身完成
というわけでまずは素体モードが完成。
背が高くスタイルが良く見えますが、靴のヒールが高いためであり身長そのものはリシェッタとほぼ同じです。
胴体が超絶可動するので、ダイナミックに表情がつけられます。
オプションハンド相当の手首パーツが最初から付いているので、ネヴァリアから30MSを始めるのもよいですね。
従来オプションの軸は半円をななめに合わせるタイプでしたが、今回から平行に合わせるタイプに変更。
ハンド側の軸サイズが太細2種類あり、握り拳だけ太く、それ以外は細い軸を採用しています。
細いほうはメガミデバイスなどのハンドパーツがそのまま使用可能でした。
股関節が新規構造であるため、開脚がほぼ180度できるようになったのもポイント。
身体が固い人と柔らかい人。
開脚力は上半身から解き放たれた紫々部シオンには敵いませんが、ここまでできる必要は特にないでしょう。
アーマー
武装形態。
槍が3mm軸なので他の見立てにも使用できそうです。
羽がロングヘアと少し干渉します。
腰回りがちょっとシンプルなので、近い時期に発売したスピナティア(リーパー)のパーツを盛れということでしょう。
Gボディとの互換性
胸だけでなく鳩尾の軸サイズもGボディと同じなので、そっちのオプションが利用可能。
無限の力がある…。
組もうね
以上ネヴァリアでした。
直近に組んだ30MSが古めのオプションボディということもあり、構造に新たな発見がいくつも見つかって楽しいプラモデリングでした。
別売りオプションのチェイサーコスチューム、イビルコスチュームがネヴァリアでの使用を前提としているので1体はお迎えしておきたいですね。
サヨナラ