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【レビュー】パーフェクトゲートリムーバーは実際パーフェクトなのか、グレイズをとぅるとぅるにして確かめていく

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使ったもの

 

組んでるもの

 

パーフェクトゲートリムーバー導入しました

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プラモやっていく全ての人が避けられない問題、ゲート処理(切り取り跡処理)

そのゲート処理が格段に楽になると評判のパーフェクトゲートリムーバー(以下、PGR)を導入しました。

 

今回はその実験台として、グレイズを指揮官機バージョンで作っていきましょう。

クランク二尉が数日の休暇から戻った時、誰かさんによってピカピカに磨かれていたグレイズという体で作成していきたいと思います。

 

やっていきましょう。

 

セット内容

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PGRのセット内容は

・ポリッシャー

→#1000相当のガラスヤスリ

・シャイナー

→輝きが出せるガラスヤスリ

・スポンジシャイナー

→両面になっており、マット仕上げと磨き仕上げができるスポンジヤスリ

の3点です。

1本ずつ使って確かめてみましょう。

 

※削り粉が細かく飛散するのでマスク必須です。

ちょっと削っただけで喉をやられます。

換気もしましょう。

 

 

ポリッシャー

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少し残した状態のゲートを削り飛ばすのに向いています。

#1000相当ということで、ほとんどの場合このポリッシャーだけで事足りそうです。

神ヤスなどのスポンジヤスリと比較すると、ベースが硬い分やや強めに研磨されますので、パーツを抉り取ってしまわないよう、軽く撫でるように使うのが良いと思います。

 

個人的にはこのポリッシャーだけで総額分ぐらいの価値がありましたので、もう勝ち確です。ありがとうございました。

 

シャイナー

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非常にきめ細やかなヤスリで、軽く撫でるように表面を削っていくと中から光沢面が現れます。

スポンジと違って曲面にフィットしないので、うまくやらないとまだら模様になってしまい、やや使い所が難しいヤスリです。

ポリッシャーで削ったゲート跡の周囲をさらに追い込むのにも使えます。

 

クリアパーツにも使えるって書いてあったんですが、私の技量では傷だらけになってしまったのでクリアパーツ以外に使っていくことにします。

 

 

スポンジシャイナー

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緑の面はマット加工、白い面はツヤ出しに使用します。

シャイナーで輝きを出したパーツをさらに磨くと、綺麗な光沢が得られます。

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パーツの流し込み跡(ウェルドライン)を消すのにも便利。

緑で消した後、白で磨けばツヤはそのままラインだけが綺麗に消えてくれます。

塗装しなくてもいい感じの仕上がりにできるのはとてもいいですね。

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白い面の効果は凄まじく、磨いているうちにツルテカに。

トップコートなしでこの光沢が得られるとなると、素組でいいかなという気運が高まってきます。

 

3つを活用

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さて、プラモやっていると時折現れる太いゲートの跡。

デザインナイフや通常のヤスリだけではどうしても跡が残りがちですが…。
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ポリッシャーでゲートをざっくり切り飛ばし、シャイナーで周囲ごと研磨。

スポンジシャイナー緑で面を整え、白で仕上げた状態です。

ゲートがあったことは分かるものの、かなり見えにくくなっているのではないでしょうか。(実際肉眼だとほぼ見えない)

 

削ろうね

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というわけでPGRを使ってみました。

 

ゲートの大半を綺麗に削り飛ばすことができ、光沢をプラスできる本セットがプラモ作業にもたらす影響は非常に大きいものでした。

曲面へのヤスリがけはスポンジヤスリとの併用になりますが、それ以外の大部分はこれ1セットあれば事足りそうです。

ポリッシャーとシャイナーはガラス製であるため、丸洗いすれば簡単に目詰まりを解消できるのも嬉しいポイント。

 

素組派、塗装派いずれの方もぜひ導入してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

サヨナラ