スタンドバイミー ドラえもん2を観てきました。
ネタバレしかしませんので、観てから読んでください。
記憶だけで書いてるので、間違いがあるかもしれませんし、思いつきで書いてるので話があっちこっちに時系列無視して飛びます。
「解釈の不一致」「のび太は逃げないだろ…」
とか散々言われた予告編です。
観る前は結構不安要素でした。これ。
でもですね、のび太は別に逃げてないんですよ。
「僕はしずかちゃんにふさわしくないのかもしれない。ちょっと頭を冷やすために過去に飛んで、しばらくしたら出発した時間のすぐ後に戻ってこよう!」
そんなことをしてたら、何か色々巻き込まれて帰って来れなくなっちゃった。
でもしっかり頑張るべきところは頑張ってちゃんと帰ってくる。
いつもののび太です。よかった。
これで語りたいことはだいたい全部なので、残りは気になったところです。
- 1.光の質感
- 2.成功した剛田家
- 3.全日本あやとり選手権
- 4.自動運転カー
- 5.スマホ
- 6.ウェルカムボードを描いてくれるクリスチーネ剛田先生
- 7.生き残るユニクロ
- 8.納得いかない未来感
- 9.手塚治虫先生の2000円札
- 10.おばあちゃんの足音
- 11.バタフライエフェクトがやりたかったのかな…
- 12.差し込まれる産まれた日
- 13.大長編ジャイアン
- 14.未来のび太の変化に気付くしずかちゃん
1.光の質感
レイトレーシングっていうんですかね。
紙とか金属とか人体とか、光の反射の仕方が全部違っていてリアル。
あるいは前作からそうだったのかもしれないんですけど、今作はさらに磨きがかかっていたように感じられました。
ドラえもんの鈴に周りのものがきちんと常時映り込んでて、動いてるのも狂気…。
2.成功した剛田家
ジャイアンの家がものすごいでっかくなってるんです。
しかも敷地内にはクリスチーネ剛田先生のアトリエらしき建物が。
車も4台ぐらい停められる感じだったので豪邸なんでしょうね。
3.全日本あやとり選手権
結婚式を行うホテルでは、別室でイベントとして全日本あやとり選手権が開催されています。
もしもボックスで世界改変されてます。間違いありません。
4.自動運転カー
22世紀のひみつ動画はSFっていうかファンタジーな部分が結構あるんですが、こういう数十年後には実現してそうな現実味のある未来感がたまりません。
5.スマホ
スネ夫のスマホはARグラスにもなるスタイリッシュなモデルでした。
現代のスマホはどれもシンプルで没個性ですけど、未来はまたああいうゴテゴテしたデジタルガジェット然としたのものが流行るんですかね。楽しみです。
6.ウェルカムボードを描いてくれるクリスチーネ剛田先生
第1話であれだけいがみ合っていたのび太とジャイ子が、15年の時を経てウェルカムボードを頼み頼まれる関係になっていった背景を思うと…もう…ほんとにね…。
クリスチーネ剛田先生が絵でご活躍されてるのも大変喜ばしく存じます。
7.生き残るユニクロ
前作はパナソニックが目立ってましたが、今作はユニクロが目立ってました。
未来でもユニクロは健在。
8.納得いかない未来感
子どものび太の時代って明らかな昭和なんですけど、15年後である大人のび太の時代は明らかに平成の街並みじゃないんですよね…。
しかもタイムマシンの表示を見る限り2000年代っぽい。
未来から何者かの介入があって、技術がメチャメチャに進歩しないとああはならないです。
多分ドラえもんのせい。
9.手塚治虫先生の2000円札
F先生がご存命であれば当然手塚治虫先生のお札を出すだろうと思うので、ここはとても納得感というか、解釈の一致感があります。
10.おばあちゃんの足音
とかがそうなんですけど、音が全体的にリアルです。
「おばあちゃんが歩く音」にあんなに納得すると思わなかったよ。
11.バタフライエフェクトがやりたかったのかな…
突然差し込まれるなんかやってる透明なドラえもん。
突然差し込まれる意味不明な言動ののび太。
未来の彼等自身という伏線なんですが、なんか話がごちゃごちゃして分かりづらくなっていた原因の一つだと思います。
12.差し込まれる産まれた日
唐突な寄り道…。
早く結婚式に向かえ。
13.大長編ジャイアン
「のび太を殴っていいのは俺だけだ!」とのび太を殴る中学生たちに立ち向かうジャイアン。
典型的な大長編ジャイアンです。
そのあとのラジコンで戦うスネ夫はちょっとどうでしょうね。
スネ夫はもっとディフェンシブに戦うやつだと思います。
14.未来のび太の変化に気付くしずかちゃん
「さっきまで偽者だったでしょ?」と、結婚式に出ていたのが未来のび太でなかったことに気づいていたしずかちゃん。
このあたりは、成長したのび太をのび太とすぐわかったおばあちゃんとの対比になっていて、おばあちゃん級の愛情がのび太に注がれているということでもあります。
でも偽者だとわかってて結婚式を進行するのどうかと思います。
いじょうです