御徒町ジャンクション

プラモブログのような何か

2024年のミニチュアオブザマンスを振り返ろうじゃないか【ウォーハンマー】

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ミニチュアオブザマンスとは…?

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ウォーハンマーストアには「ミニチュアオブザマンス(フリーミニチュア)」と呼ばれるシステムがあるのをご存知だろうか!

 

ご存知の方々は脇に置いて、ご存知でない方のために説明させてもらおう

これは、メーカーが月替わりでミニチュア(プラモデル)を選び、公式ストアを通じてユーザーに配布する仕組み

簡単に言えば「毎月プラモをひとつくれる」システムである

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配布されるのは1体ずつだが、本来セットパッケージを買わなければ手に入らないミニチュア(たとえば、10体入りセットの1体だけ)を単品で手に入れることができるチャンスなので、毎月見逃さずにゲットしておきたい!

興味がそれほどなかったり、集め始めることをためらっているような種族やグループ、チームの一体だけをお試しで組んで試す、そんな新鮮な体験ができる素晴らしい取り組みだ

これでうっかり気に入ってしまうとそいつの仲間が欲しくなってきて、気がつくとお試しした20倍ぐらいのミニチュアを購入する羽目になる、恐ろしい罠でもある

 

さて、年末ということで、このミニチュアオブザマンスが1年分で揃ったわけだ

御徒町とともに1年を振り返りながら、まだ見ぬ来年のミニチュアオブザマンスについて思いを馳せてみよう!

 

1月

いきなりだが、1月のミニチュアオブザマンスはゲットできていない!

残念ながら御徒町がウォーハンマーのホビーを手に取ったのは1月半ばのことで、1月のミニチュアオブザマンスは配布が終了していたのだ

牛みてぇな奴が貰えたらしいが、この出来事は脇に置いておき、次に進むことにしよう

 

2月と3月

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2024年2月は「フレッシュイーターコート」の「クリプトガード」

2024年3月は「ティラニッド」から「ニューロゴーント」が選ばれた

いずれも10体以上入ったセットパッケージの一部なので、1体だけ手に入る機会は貴重だ

 

4月

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小ぶりなクリーチャーが続いたところ、2024年4月は「ダークエンジェル」から「デスウイングナイト」が選ばれた

こちらも7体入りのパッケージからのスピンオフで、盾や剣などテクニックを要するパーツの多いミニチュアだ

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いきなり大きくなったので驚いたものだ

 

5月と6月

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2024年5月は「シティ・オブ・シグマー」から「フリーギルド・スチールヘルム」

2024年6月は「スレイヴ・トゥ・ダークネス」から「ダークオース・マローダー」が選ばれた

いずれも肌が出ているので、肌ペイントテクニックが必要不可欠だ

 

7月

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2024年7月は「タウ・エンパイア」から「クルート・カーニヴォア」の1体だ

銃口が開いていないので、ピンバイスを用意するといいだろう

 

8月

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2024年8月は「キルチーム」というゲームスタイルで使われるチームの一つ「スカウト・スカッド」から1体が選ばれた

主人公的な役割である「スペース・マリーン」の一部ということでヒロイックな造形をしている

 

さて、灰色のプラモが並んでいるのでお分かりいただけていると思うが、ここまでのミニチュアはまったく塗ることが出来ていない

これでは上達も体験もあったもんではないので、翌月からの御徒町はミニチュアオブザマンスをゲットしたらただちに組み立てとペイントを行うことにした

 

9月

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2024年9月は「ウォークライ」ゲームルールで使用される「オールク・ウォークラン」のチーム「モンスターキラ」に収録された「クルールボゥイ」が選ばれた

緑色の肌を持つ亜人で、間違いなく普段は塗らない種族と質感だ

これを3時間以内にやりきることを目標として取り組むことにした

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緑の染めカラー(シタデル・コントラスト)を中心に塗っていく

甲羅のような鎧は紫に近い赤から、次第にピンクまで明るくしていくようにした

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木で作られた武器、骨のような兜、革の装備…など、それぞれの素材にあったカラーを選んでいく

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塗ったことがない陣営のミニチュアをそれらしく、スピード感を持って塗ることができたので大変満足した

以降、ミニチュアオブザマンスをゲットした日に取り組むことが習慣となったのである

 

10月

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2024年10月は「スレイヴ・トゥ・ダークネス」より「ケイオスウォリアー」だ

6月のミニチュアと同じ陣営ではあるが肌が出ていることが特徴的な「ダークオース」と異なり、鎧を着込んだ重厚感のあるミニチュアになっている

ちょうどコレクションに加えるかどうか悩んでいた陣営だったため、ミニチュアオブザマンスとしてゲットできたのは幸運だった

ゆえに、いつも以上に気合いの入ったペイントとなったのである

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ケイオスウォリアーにはスピード感と高い質感を兼ね備えたペイント技法「スラップ・チョップ」を用いた

一旦黒一色にした状態からシルバーやホワイトなどの明るい色を乗せ、モノクロの陰影が付いている状態にしてからその他の色を乗せていくテクニックだ

着色してから陰影を付けるよりも工程を大幅に省略できるので、短い時間で大きな成果を得られるのである

絵で言うところの「グリザイユ」と似ており、御徒町にとっては馴染み深いテクニックだ

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「スラップ・チョップ」と鎧はとても相性が良く、思った通りの成果を得ることができた

 

11月

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11月も「キルチーム」のひとつから選ばれた

「リーグ・オヴ・ヴォータン」と呼ばれる陣営の「ヘルンキン・イェーギル」というチームの1人だ

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革を再現するカラーは数多く、毎回何をチョイスすればいいか悩ましい

何を選んで塗ったかをちゃんと覚えていないが、たぶんライノックス・ハイドにベインブレード・ブラウンを塗っている

 

12月

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そして年末最後、2024年12月のミニチュアは「スケイヴン」陣営の「ストームヴァーミン」

本来は鮮やかな赤の鎧を着ているため、クリスマス前にふさわしいミニチュアだ

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設定に忠実に塗ることも楽しみのひとつだが、今回御徒町はこのスケイヴンを敵対勢力であるストームキャスト・エターナルのカラーパターンでペイントすることにした

ストームキャストならこれまで大量に塗ってきたメインアーミー(手勢)なので、手癖で塗れるのである

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ストームキャストの色は完全に頭に入っているので、何色を何色で明るくして、何色で光らせるかまで分かっている

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それを支えるのがシタデルカラーへのアクセスを容易にするBucassoのペイントラックシリーズだ

欲しい色がすぐ手に取れるのでとても助かっている

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ここまで2時間程度

当初からは考えられないほどのスピードを獲得することができた

 

組もうね

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2024年のミニチュアオブザマンスを振り返ってきた

 

ミニチュアオブザマンスは毎月ストアに足を運ばせる、興味の薄い陣営に興味を持たせるなど、営業活動としてとても効果のある取り組みだ

それを差し引いても「ご厚意で配布してもらってる」感があるので、なるべくストアで色々購入するなどWin-Winであり続ける努力はユーザー側にも求められているだろう

 

ともあれ、この素晴らしいサービスが来年以降も安定して続くことと、来年も同じようにまとめ記事を出せること、そして、毎月の練習を通じてペイントの技量が今よりも大幅にアップしていることを願うばかりである

 

サヨナラ