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【レビュー】Figure-rise Standard スレッタ・マーキュリーは前作ほどは他製品との互換性がないけど非常に完成度が高いよ【水星の魔女】

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組んだもの

 

水星ちゃんやっていきます

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2022年10月15日、機動戦士ガンダム水星の魔女から主人公スレッタ・マーキュリーがフィギュアライズしました。

シリーズ前作にあたるトウカイテイオーがつい最近出たばかりですが、果たして今回はどんなフィギュアライズをされているのでしょうか。

早速見ていきましょう。

 

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なお、今回からフェイクレザーによる背景とアクリルキューブ土台を導入しました。

プラモがちょっと見やすくなっています。多分。

 

ランナーを見ていこう

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ランナー確認から行っていきましょう。

Aランナーはよくあるいろプラ。

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Bランナーは筒状成形パーツが多用され、組みやすそうです。

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Cパーツは肌部分。

30MSルルチェに使用されているカラーCと同じように見えます。

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ハンドパーツ。

こちらは30MSオプションアーム&レッグセット(俗に言う水着手足)と同じランナー番号が使用されています。

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Dランナーのみ中国生産の顔。

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今回の顔は接続からして30MSと互換性がなく、無理に使おうとしてもアゴのラインが合いません。

ここはのちに30MS版が発表されたトウカイテイオーとは異なる部分です。

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今回もアクションベース6が丸ごと付属しています。
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各種シール。

難易度低めの通常シール、水転写シール、エングレービングシールの3種類が付属しています。

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「エングレービングシール」は金色の装飾部分を立体感のある形で精密に再現しています。
ある程度の工作が必要なので、ピンセットとデザインナイフは必須。

対象年齢15才も納得ですね。

 

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頭部はエルノラさんから継承したバンドを中心にパズルします。

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髪の毛の造形は大変シャープ。指にザクザク刺さるレベルで極まってます。

首を刺す穴は30MSと同径であり、紫々部シオンとの互換性はこの時点で断たれます。

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首は30MSよりもやや短いタイプ。そのため、30MS側の首を使うと上記のようにやや首長の印象になります。

よって、頭すげ替え遊びは首ごと交換するのがベター。

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30MSの身体が使えるとなるとあとはやりたい放題です。

メイドスレッタを作るなり、実は色白スレッタを作るなり好きに生きてください。

 

胴体

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肩関節の保持部は差し込んだあと90度回してロックをかける仕組みなので、取れたり緩んだりしない作り。

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肩の金色のところとジッパーは組んでからだと塗装しづらいので、あらかじめ黒ラインを塗っておくといいですね。
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また、白い布の部分はライトグレーとブラックでスミ入れ。

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黒い布はサテンっぽい生地だと思うのでゲートリムーバーで磨いて半ツヤぐらいにします。

 

『アスティカシア高等専門学園』はお嬢様学校ですからそれなりの制服を着てるはずですよね?
スレッタたんの設定に合わせて光沢のある物より少し厚く重い印象の生地にするべきかと…。

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胴体では胸の横、腰の横に合わせ目が出ます。

段落ちにするわけにもいかないので素直に消すことにしましょう。

 

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お尻です。
紫々部シオン、トウカイテイオーともちがう構造の股関節になっています。
フィギュアライズは毎回関節の構造をアドリブするのなんででしょうね。

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なお、お尻側についてる肌色の部分ですが、胴体に接続すると完全に隠れます。

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下から覗くとかろうじてお腹がみえるような感じになっていますね。

ほぼ見えないところを適当に作るのではなく肌の質感や色入れているあたり、設計者のこだわりを感じるところです。

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胴体は斜めに少し曲がるほか、前後動ができます。
そこまでダイナミックには動かないですね。

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腕の穴は30MSと同径のため、容易にノースリーブにすることができます。

ただし、スレッタの腕が引き抜くときにやや壊れやすい構造をしていることには注意が必要です。

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エングレービングシールは肩、襟、胸に使用できます。

失敗しても予備があるので、1回までは失敗が可能。

 

襟を左右対称に貼るのが結構難しいので、失敗したなと思ったら迷わず貼り直すべきでしょう。
進めば経験とか、逃げなかった自分とか、2つ以上が手に入ります。

 

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肩関節部はリングが閉じていないCの形をしています。
肩を抜くことがあると、力がかかって破損する恐れがあるのでちょっと怖い構造です。

同じ構造のレディコマンダーアリスの肩を壊してしまったことがあります…。

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腕を曲げた際に袖が連動して垂れるような作りになっており、自然な袖が形作られます。

本来は袖の内側はゴールド塗装箇所ですが、ブンドド時に削れることを恐れたので塗っていません。

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似たデザインの紫々部シオンと比べると肩幅が抑えられており、肩と一直線に斜めに伸びるラインが美しいシルエットを形作っています。
肘関節もうまく隠されていて見た目もよし。

 

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脚をやっていきましょう。

筒状成形パーツなので合わせ目がないかと思いきや、脛部分の両サイドに成形時のラインが出ます。

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太もも部分は両サイドがっつり目に合わせ目が出ますので、消しておくことにします。

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30MSのように2重関節であれば正座ポジションまで曲げられますが、見た目重視かシングル関節のため可動はここまで。

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靴は靴下ラインあたりからの長めのブーツになっているので、他プラモとの組み替えは厳しそうです。

ブーツの内側、靴底のグレーが色分けされていないので気になれば塗りましょう。

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脚の可動。
太ももは水平までは動かすことができます。

紫々部シオンほどは動きませんね。あれが異常によく動くだけだったといえばそうですが…。

 

完成

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本体完成。
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顔が小さく頭身が高いため、スタイルがたいへんよく見えますね。

 

付属品

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ハンドパーツは平手、握り手、持ち手、ハロ保持用の軸付き手が付属。

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握り手はHGモビルスーツと同じサイズ感なので、エアリアルのライフルなどが握れます。

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顔パーツはタンポ印刷の通常顔とは別に2種類の無塗装フェイスが付属するので水転写デカールを貼ります。

本来口の中がピンク色シール再現ですが、難しかったので一旦諦めました。
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本編では怯えたり驚かされてばかりで、まだあまり笑っている印象がないですね。

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肩の可動域がそんなに広くないので、お尻ペーンシーンは結構難しいです。

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お尻ペーンした後のデュエリストみたいなシーンも難しいですね。

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ハロが付属。

今のところハロを持っている印象もあまりないですね。

 

エアリアル

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関節がいい感じに固いので無茶な立ち方も可能です。

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12月発売予定のミオリネと絡ませるのも楽しみですね!

それはそれとしてグエル先輩とセセリアさんとプロローグばあばの立体物も欲しいのでよろしくお願いします。

 

組もうね

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水星の魔女からスレッタ・マーキュリーでした。

顔のバリエーションがちょっと物足りないもののほぼ原作アニメさながらのクオリティが手に入るので大変おすすめです。

シール貼りがちょっと難しいので頑張ってください。

逃げたら1つ、進めば2つ…。

 

 

サヨナラ