※当記事は2022年の第二世代モデルのレビューです
今年もカップヌードルスーパー合体
昨年2021年に大好評のうちに終了した「カップヌードルスーパー合体シリーズ」
1年後の2022年9月、カップヌードルスーパー合体シリーズ2として帰ってきました。
毎年の恒例行事になりそうな感じがしておりますが、今年も運良く全種類揃えられたのでレビューしていきましょう。
9/17 チーカーソ 実食
9/18 シープードル 実食
9/22 チリトムクン実食
9/23 カラボネ実食
シープードル
「カップヌードル」と「シーフードヌードル」が合体! ペッパーをきかせた「カップヌードル」の "オリジナルスープ" と、魚介とポークのうまみを濃縮したコクのある "シーフードスープ" の「合体スープ」です。
昨年は塩×ノーマルでしたが、今年はシーフード×ノーマル。海鮮にしょうゆは当たり前の組み合わせなので、まぁ外すことはないでしょう。
シープードル実食
外すどころか味が調和しすぎてて、最近は年に一度ぐらいしかシーフードヌードル食べないわたくしは通常のシーフードヌードルの中身が突然これに変わってても気付けない可能性があります。
そのぐらいありがちな味と言いますか、定番感を出してきています。初めての製品を食べているはずなのに、なんか食べたことあるような既視感。
これまで何年も親しんで食べてきたような、最初からわたくしの人生に存在するかのような奴。それがシープードルです。
当たり前に美味しいんですけど、いい意味で普通なのでゲテモノ感を期待するなら別のフレーバーを選んだほうがいいです。
チーカーソ
「欧風チーズカレー」と「味噌」が合体! デミグラスベースにチーズのコクを加えた "まろやかで濃厚なカレースープ" と、3種の味噌 (麦味噌、赤味噌、白味噌) にジンジャーやガーリックなどをきかせた "濃厚な味噌スープ" の「合体スープ」です。
チーカーソは材料が多いもの同士が合体してるので尚更材料が多いですね。
カレー自体が隠し味に味噌とか生姜入れたりするんで、違和感のない感じになりそうです。
2021年に「カレー使う時点でなんにでも合うのでずるいんですよ。次回の制限改訂で禁止カードになってると思います。」と発言しましたが、なんだかんだで禁止カードにはなりませんでした。
チーカーソ実食
味噌に集中すれば味噌、カレーに集中するとカレーになる不思議な味。
普通カレー入れちゃうともう全部カレーになっちゃうんですけど、味噌が負けてないんですね。
これは2021年度のチーズカレー×チリトマトに匹敵する調和感です。左右のパワーバランスが取れてないとダメなのはどっかの半分こ怪人と同じです。
ただし、スープが強すぎて麺が力不足な感があります。味がとかじゃなくて、量が。炭水化物が足んないんですよ。
豚汁だけでご飯食べたりするのと同じで、スープが強すぎておかずになってしまってるわけですね。
というわけで、別途おにぎりを買っておくことをおすすめします。おにぎりを足すことでスープに対抗できる、そんなパワーバランスのラーメンです。
チリトムクン
「チリトマトヌードル」と「パクチー香るトムヤムクン」が合体! トマトの甘みと酸味にチリのピリ辛をきかせた "チリトマトスープ" と、魚介だしをベースに、各種香辛料をきかせた "すっぱ辛さ" がクセになる "トムヤムクンスープ" の「合体スープ」です。
こちらは赤くて辛いもの同士を組み合わせたチリトムクン。似たもので組むことで違和感なく調和するはずです。
チリトムクン実食
第一印象はトムヤムクンの酸味、後味で辛さが抜けていくまさに合体といった味です。
味が複雑さを増しており、過去の合体シリーズを含めてもとんそ級の出来の良さ。
レギュラーメニューでも差し支えないと思います。
カラボネ
「辛麺」と「にんにく豚骨」が合体! 辛味と酸味が絶妙にマッチした "旨辛スープ" と、豚のうまみとにんにくをガッツリきかせた "にんにく豚骨スープ" の「合体スープ」です。
2022年のとんそ枠。豚骨ラーメンで辛さをプラスといえば「一蘭」ですね。一蘭は大好きなのでカラボネも多分体に合うはずです。
カラボネ実食
マテリアル的にはかなり一蘭なんですが、秘伝の辛いソースが5倍量ぐらいになってる感じですね。
ただバランス崩壊しているかというとそうではなく、個性の強いスープ同士がうまく引き立てあって深みのある味わいになっています。
謎肉の中にあるコリコリした部分がこの濃厚なスープに絡んで重厚な食べ応えを出しているのも良いですね。
総評
カラボネが一番好きでした。
今年はたくさん作ってくれたのか9/25段階でまだ買えるところが多いので、君もベスト合体ヌードルを見つけて大人買いしような。
サヨナラ