今月はHELLO WORLDがプライム化したので、HELLO WORLDだけ10回観てください。
(結論)
予告
観ろ
先日、HELLO WORLDがAmazonプライム化しました。
天気の子で予告編が流れて、超絶楽しみにしながら観に行った作品です。
例によってネタバレをするので、観てから読んでくださいね。
ついでに、貞子シリーズのネタバレもします。
そして、観てから読むことを想定しているので、あらすじとか設定は省略します。
いいから観ろ。
キャラデザ
まずキャラデザが堀口悠紀子さんでしたね。
まずけいおん!とかが浮かぶと思うんですが、近年ではたまこマーケット、ラブストーリーあたりも手がけていらっしゃいます。
8年前…?嘘だろ…?
HELLO WORLDはほぼ全編3DCGアニメなんですが、堀口氏のキャラデザがきちんと表現されており、安っぽさを感じないしっかりした作画の作品となっております。
鴨川デルタ
たまこラブストーリー観た方ならここでニヤリできるんじゃないでしょうか。
鴨川デルタ。
特に意味はないので鴨川デルタファンサービスでしょう。
ラストでひっくり返る
ラストでアニメが手書きになります。
当初描かれていた世界が丸ごと現実世界にあるシミュレーター「アルタラ」の中の電脳世界だっただけでなく、その現実世界もシミュレーターの中の世界であった…ということは作中で語られるのですが、その外側にナオミがたどり着いたことが演出されているわけですね。
シュミレーター世界の外側に登場人物がたどり着く、という展開は鈴木光司氏の『ループ』を思わせます。
こちらも、今までの『リング』『らせん』の世界が丸ごとコンピュータシュミレーションの世界であったとして描かれます。
これ貞子シリーズの第三弾なんですけど、未だに映像化されてません。
ループが一番好きなんですが…。
出演
北村匠海さん、松坂桃李さんのダブル主演、浜辺美波さんのヒロインという形です。
声優じゃないっていう違和感はあんまりないですね。皆さん上手です。
あと紬ちゃん役の寿美菜子さんも出ます。
音楽
OKAMOTO'Sの「新世界」、Official髭男dismの「イエスタデイ」、超売れてると思うんですけどこの映画の主題歌のひとつだとあんまり知られてないような気がいたします。
きちんと理解するにはHELLO WORLDを観るべきだと思うので、観てないと損ですね。
話はありがちなのか?
アルタラを中心として世界が入れ子構造であることと、フル3Dであることに一定の独自性はあるものの、
「恋人を助ける為に過去に」という作品は近年だいぶありふれていますね。『君の名は。』のせいです。
ただ、神業などファンタジー手段を用いた過去ではなく、科学技術によってそれを為しているという点がSFらしくて好きです。
何回か観よう
一回だと結構わけわからん作品なので、何回か観て噛み砕いていこうね。
サヨナラ