smart keyboard folioを使い始めてしばらく経ちましたので、
散々悩んで買ったこいつに2万円強の価値はあったんだろうかを考える記事です。
結論、買って良かったねって内容です。ご安心ください。
これ
目次
【使ってるひと】
一日中パソコンを叩く仕事
外回りはあんまりない
職場では業務用のWindowsPCがあるので、iPadはサブモニターとしてタスク、スケジュール、Todo管理に使用
紙のノートは捨てた
【よくなかったところ】
①キーボードは便利だけど、別にこれでなくてもよい。
cmdキーと別のキーを組み合わせたショートカットが使えるようになったので、画面長押ししなくてもコピペができるのがまず大きい。
cmd+Wでブラウザのタブ閉じたりとか、スクロールがスペースで出来るのもいいよね。
細かいところを書くと、
Reederの記事更新がRキー押すだけで出来る、とか
Youtubeの動画シークが左右キーで出来る、とかも良いポイント。
ただ、外付けキーボードをつければ出来ることなので、smart keyboard folioにこだわる必要は別にない。
何でもいいなら価格は1/10からラインナップがあるし、2万出せばもっとハイクラスなキーボードはあったと思う。
②実際ペンは使いづらいよ
角度がまあまあ急なので、そのままペンを使ってものを書くのは結構無理がある。
上下反転させると角度は抜群だし安定感もあるんだけど、上にキーボードがはみ出してるの極めてダサいし、ペンが床面に当たってて充電が窮屈になるのがよくない。
日常的にやろうとはあんまり思えなかった。
【じゃあ何がよかったのさ】
①お店で試用するだけだと伝わってこない、質感の良さ
お店ではどうしてもmagic keyboardのシザー構造かつしっかりした打ち心地と比較してしまうし、いまひとつパッとしない打鍵感だなあというのが最初の印象ではある。
でも、それは低い机に置かれたキーボードに対して立ったままの状態で打ち込んでいるからであって、高さの合う机と椅子で使用すると印象はだいぶ変わって「しっくりくる」ことがわかった。
他の製品と比べて床に近い部分に端子類がない(これはiPadProも含めて)ので、横に飲み物が置かれていてもあんまり怖くないのも素敵。
②重心が安定してる
後方に三角形の輪っかを作ってスタンドにするタイプのカバーと比べての話。
そういう構造だと自動的にiPadの短辺÷3サイズの正三角形がiPad本体を支えることになるので、不安定な場所で使うと後ろにぶっ倒れることがあったんだけど、これはキーボード面積がプラスされるのでフットプリントが3倍ぐらいになって安定感がだいぶ増すのよね。
これは別売りの無線キーボードだと得られないメリット。
③充電がいらない
smart connecterの良さになっちゃうんだけど、充電する機械が増えないのは大変良いところ。
Bluetoothキーボードって結構電池が保つので滅多には充電しなくていいはずなんだけど、それでも無限ではない。
ただでさえスマホ、iPad、イヤホン、モバイルバッテリー、PSPgo、ゲームボーイミクロと充電するものが多いので、それが増えなかったのは大変嬉しいところ。
あと遅延がないよね。
④サ店で人権を得られる
喫茶店での長居しやすさってあると思うんですよ。
「長居度」「席に座ってても気にならない度」「後が待ってるんだから早く帰れよ感の低さ」について考えてみると、
飲み食いしてる>>仕事してる>>>>>>>>>>>遊んでる>>寝てる
こんな感じだと思うんですね。(個人の感想)
キーボードが貼り付いているだけで、「喫茶店長居していいレベル」が跳ね上がる。これは大きい。
実際にはブログ書きながらエンジェル・ヘイロー周回しているだけなのに!
席に水しかなくなっててもいていい感じを出せるのは「仕事してる」レベルからだと思うんで、それを醸し出すことのできるという点においてもsmart keyboard folioはありがたい存在です。
【まとめ】
値段は確かに高い、高いんですけど
- 思ったよりキーボードとして、或いはスタンドとしての作りはしっかりしている。
- Bluetoothキーボードと比べて煩わしさがない。
- iPadを「タブレットで遊んでま〜す!」から、「仕事をしています!私めは、仕事をしております!!流行りのテレワークに興じておるのです!!」へと変化させられる。
以上のメリットが価格への納得感に変わったので、結果的に良かったです。
※この記事は喫茶店滞在しやすさランキングぶっちぎり1位のコメダ珈琲店で書いております。
サヨナラ